はじめまして、トトンと申します。
私は総合病院の回復期病棟で理学療法士として働きながら、副業として週1回程度の整体師をしています。
2児の父で、子どもは2人とも小学校低学年です。
副業をしていることを知っている友人からは、こんな質問をよく受けます。
正直に言います。
副業整体を始める前、私自身も同じことが心配でした。
この記事では、副業整体を始めたいと考えている方に向けて、私自身のワークライフバランスをそのままお伝えします。
自分の時間・子どもとの時間・妻との時間・家族との時間。
それぞれをどう確保しているか、実体験をもとに紹介します。
ワークライフバランスとは|私が大切にしたこと
ワークライフバランスとは、仕事と育児・介護・趣味・休養など「仕事以外の生活」との調和をとり、両方を無理なく充実させている状態のことです。
内閣府は「やりがいを感じて働きつつ、家庭や地域生活でも多様な生き方を選べる社会」と定義しています。
つまり、ワークライフバランスとは「仕事も私生活も充実させよう」ということです。
ただ、これを読んで「きれいごとだ」と感じる方もいるかもしれません。
私も最初はそう思っていました。
でも今は、仕事も家族も副業も、無理なく回せていると感じています。
その理由は、「時間の設計」をきちんとしたからです。
本業・副業・生活を成り立たせる「時間の設計図」
私が大切にしていることは一つです。
「仕事時間は固定、生活時間は仕事の外で設計する」ということです。
どんなに副業が忙しくなっても、本業の勤務時間は動かせません。
であれば、その固定時間を軸に、残りの時間をどう使うかを設計すればいい。
私の基本的な時間割は以下の通りです。
6:00|起床
8:30〜17:30|病院勤務
18:30|帰宅・夕食・子どもとのお風呂・就寝準備
20:30|子ども就寝
20:30〜22:30|妻との時間
22:30|就寝

6:00|起床
7:30|子どもを学校へ送る
10:00〜14:00|副業整体の施術
(施術予約が無ければブログ・運動)
15:00|子どものお迎え
以降は家族時間

家族でお出かけ
1週間分の買い物も妻と一緒に
副業の施術は入れない
子供関連のイベントに参加

この設計があるから、副業整体が「家族の時間を侵食するもの」にならずに済んでいます。
仕事時間|定時退社を死守する理由
私は残業をしません。
これは「仕事が楽だから」ではありません。
定時退社を意識的に選んでいます。
理由はシンプルで、残業をすると夕食・お風呂・子どもの就寝までの時間がすべてズレるからです。
子どもと過ごせる夜の時間は、1日あたり2〜3時間しかありません。
そこを削ることは、私にとって「家族との約束を破ること」と同じだからです。
病院勤務のPTは、比較的定時退社しやすい職種です。
急変対応が少なく、リハビリの時間割が決まっているため、自分次第でコントロールしやすい。
この「仕事時間の上限を守る」という意識が、ワークライフバランスの土台になっています。
私の1人時間|自分をつくる時間
平日休みの10:00~14:00が私の1人時間です。
私の1人時間は、主に3つのことをしています。
①副業整体
副業整体は私にとって、趣味であり挑戦でもあります。
新たなキャリア・新たな人脈づくりの場でもあります。
病院では「組織の一員」として動きます。
診療報酬の枠内で、チームの方針に沿って動く。
結果を出しても収入に直結しないもどかしさを、14年間ずっと感じていました。
副業整体では、お客さんに喜んでいただいたことが、そのまま自分への評価として返ってきます。
その手応えが、本業への意欲も高めてくれています。
②ブログ
情報発信を通じて、自分の経験を言語化する時間です。
書くことで思考が整理され、「自分がなぜ副業整体を続けているのか」という軸が明確になっていきます。
読んでくれた方から「自分も始めてみようと思った」という言葉をもらえると、続けてきてよかったと感じます。
③運動
体のケアは、長く働き続けるための最低限の投資です。
理学療法士として、整体師として、人の体を診る立場だからこそ、自分の体を後回しにしたくない。
週に数回の運動習慣が、本業・副業ともにパフォーマンスを支えています。
この3つは「消費する趣味」ではなく、「自分をつくる時間」だと感じています。
子どもとの時間|毎日の接点
副業をしていても、子どもとの時間は毎日確保できています。
「量より質」という言葉がありますが、私は量も大切だと思っています。
毎日の小さな接点が積み重なっていくことで、子どもとの関係は作られていきます。
「今日学校でどうだった?」という何気ない会話が、子どもにとっては「ちゃんと見てもらえている」という安心感になると信じています。
副業整体の施術は、平日の10〜14時に限定しています。
子どもが学校に行っている時間帯だけ動く。
送り出した後に始めて、お迎えまでに終わらせる。
この時間設計のおかげで、子どもが家にいる時間帯に仕事が入ることはありません。
副業整体を始める前、「子どもとの時間が減るかもしれない」と不安でした。
でも実際には、時間の使い方を設計したことで、むしろ以前より意識的に子どもと向き合えるようになった気がしています。
妻との時間|夫婦関係の土台
子どもが20:30に寝てから22:30までの約2時間。
この時間が、妻との時間です。
特別なことはしていません。
その日あったことを話したり、来週の予定を確認したり、一緒にテレビを見たり。
ただ同じ空間にいて、他愛もない話をする。それだけです。
でも、この時間があることで「ちゃんと夫婦でいられている」という実感が持てます。
忙しい日も、疲れた日も、この2時間だけは妻との時間として守る。
それが積み重なって、夫婦関係の土台になっていると感じています。
妻はかつて副業整体に反対していました。
「家族の時間が減る」という不安からでした。
でも今は応援してくれています。
その変化の背景には、施術時間のルールを守り続けたことと、この「毎晩の2時間」を途切れさせなかったことがあると思っています。
言葉で「あなたを大切にしている」と言うより、行動で示す方が伝わる。
それが1年半で学んだことのひとつです。
▶関連記事:副業整体を妻に反対された理学療法士が、それでも始めた話
家族との時間|かけがえのない財産
土曜日は、家族でお出かけする日と決めています。
副業整体の施術は入れません。それは妻との約束でもあります。
買い物も家族で行く。その日は「家族だけの時間」です。
子どもが小学校低学年の今、一緒に出かけられる時間は限られています。
あと数年もすれば、友達との予定が優先されるようになるでしょう。
そのことを意識すると、今この土曜日を大切にしないわけにはいきません。
副業整体を始めて、お金は少しずつ増えました。
でも同時に気づいたことがあります。
「お金は取り戻せるけれど、子どもと過ごした時間は取り戻せない」ということです。
「思い出こそ、かけがえのない財産になる」、これは副業整体を続けながら、改めて実感するようになった言葉です。
どこか遠くに行かなくていい。
近所の公園でも、家族で行く買い物でも、一緒にいる時間そのものが財産になっていく。
副業整体は収入を増やすためだけのものではありません。
自分自身と家族とが豊かに生きるための手段です。
ワークライフバランスは崩れなかった|1年半続けてわかったこと
副業整体を始めて1年半が経ちます。
率直に言います。
ワークライフバランスは崩れませんでした。
ただし、「何もしなくても崩れなかった」のではありません。
崩れないように設計したから、崩れなかったのです。
この4つの設計があったから、1年半続けられました。
副業整体を始める前、私は「続けられるかどうか」より「家族に迷惑をかけないか」の方が心配でした。
でも今振り返ると、その心配が設計を丁寧にさせてくれたとも思っています。
不安があったから、ルールをつくった。
ルールがあったから、続けられた。
「副業整体を始めたら、家族との時間が減るのでは」と心配している方へ。
その心配は正しいです。
何も考えずに始めれば、確実に崩れます。
でも時間を設計して始めれば、崩れません。
病院を辞めなくていい。家族との時間も守れる。収入の不安も減らせる。
副業整体は、その3つを同時に実現できる「第三の道」だと、私は今も信じています。
▶関連記事:理学療法士が副業整体という第三の道を選んだ話
まとめ
本記事では、病院勤務PTが副業整体をしながらワークライフバランスを維持するための時間設計をお伝えしました。
私が実践していることは、特別なことではありません。
定時退社を守る、施術時間を固定する、休日は家族優先にする。
この3つを徹底するだけです。
副業整体を「始めるかどうか」より先に、「どう設計するか」を考えることが大切です。
設計なき副業は、家族関係も本業も崩します。
でも設計ある副業は、むしろ人生の充実につながります。
仕事も家族も副業も、全部大切にしたい。
そう思っているPTに、この記事が届けば嬉しいです。


