結論から言うと、私は理学療法士として病院勤務を続けながら副業整体を1年間行い、売上81.6万円、経費20.9万円、利益60.7万円でした。
月平均の利益は約5.1万円です。
月によって売上には大きな差があり、最高月は15万円、最低月は2万円でした。
この記事では、2024年6月〜2025年5月の1年間について、
を実際の数字で公開します。
「理学療法士が副業整体をすると、本当に月5万円くらい稼げるの?」
そんな疑問を持っている方の参考になれば幸いです。
まず結論|1年間で売上81.6万円、利益60.7万円
私が副業整体を始めて最初の1年間の収支は以下のとおりです。

※ここでいう利益は、売上から事業にかかった経費を差し引いた金額です。
税金や社会保険料などを差し引いた「手取り」とは異なります。
月平均の利益は約5万円、年間利益は607,195円でした。
これを12か月で割ると、約50,600円/月です。
そのため、私の場合は「副業整体で月5万円」という当初の目標を、1年間の平均で達成することができました。
ただし、ここで注意してほしいことがあります。
「副業整体を始めれば誰でも月5万円稼げる」という意味ではありません。
私の場合は、理学療法士としての経験、人脈、紹介による集客、レンタルサロンの利用、本業との両立など、複数の条件が重なっています。
そのため、この記事では「月5万円稼げた」という結果だけではなく、なぜその数字になったのかも公開します。
副業整体の月別売上はどれくらいだった?
副業整体の売上は、毎月一定ではありませんでした。
月によって、2万円 ~ 15万円とかなり大きな差があります。
これは、副業として整体を行う場合のリアルな部分だと思います。
本業の勤務状況や家族との予定、紹介の有無などによって、施術できる回数が変わるからです。
そのため、「毎月5万円を安定して稼ぐ」というより、「年間を通して月平均5万円程度の利益を作る」という考え方のほうが、私には現実的でした。
副業整体では月に何人くらい施術した?
私の場合、毎日施術していたわけではありません。
本業は病院勤務の理学療法士です。
そのため、副業整体は本業や家族との時間を優先しながら、無理のない範囲で行っていました。
月によって施術人数には差がありますが、最大で月13人、稼働回数は月5回程度でした。
つまり、「たくさん働いて月5万円」ではなく、「限られた時間の中で月5万円」を目指したことになります。
これは、私が副業整体を始める際に大切にしていた考え方です。
・副業整体にかかった経費は約21万円
1年間の経費は、208,805円でした。
内訳は以下のとおりです。

最も大きかったのは、レンタルサロンなどの地代家賃です。
一方で、店舗を借りて設備を一から揃えるような形ではなかったため、固定費を大きく抑えることができました。
副業整体の開業資金は約3万円
私が副業整体を始める際にかかった初期費用は、約3万円でした。
なぜこれほど低く抑えられたのか。
大きな理由の一つが、レンタルサロンを利用したことです。
自分で店舗を構える場合、
など、さまざまな費用が必要になります。
一方、レンタルサロンなら、施術に必要な設備がすでに用意されている場合があります。
そのため、「まず小さく始めてみる」という副業との相性が非常に良いと感じました。
私が実際にどのような準備をして、約3万円でスタートしたのかについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
▶関連記事:【理学療法士が実践】副業整体の開業資金はたった3万円|ランニングコスト月3000円の低コスト開業実例
なぜ私は副業整体で月5万円を作れたのか?
ここが、この記事で一番伝えたい部分です。
「月5万円稼げた」という結果だけを真似しても、同じ結果になるとは限りません。
私の場合、以下のような条件がありました。
① 本業を辞めずに始めた
私は病院勤務の理学療法士を続けながら、副業として整体を始めました。
そのため、副業の収入が少ない時期でも生活が成り立たなくなることはありません。
いきなり独立するのではなく、本業を維持しながら、小さく副業を育てるという方法を選びました。
② レンタルサロンを利用した
店舗を持たず、必要な時間だけレンタルサロンを利用しました。
これによって、店舗を維持するための固定費を抑えることができました。
副業では、「売上を増やす」だけでなく「固定費を増やさない」ことも重要だと感じています。
レンタルサロンを選ぶ際に私が確認した項目は、こちらの記事にまとめています。
▶関連記事:副業整体のレンタルサロン選び|契約前に確認したい21項目チェックリスト
③ 無理に営業日を増やさなかった
副業だからといって、休みの日をすべて施術に使っていたわけではありません。
家族との時間も大切にしながら、本業に支障が出ない範囲で施術を行いました。
これは短期的な売上だけを考えれば、効率の悪い方法かもしれません。
しかし、私にとって副業整体は、「家族との時間を削ってまで収入を増やすためのもの」ではありません。
本業と家族を大切にしながら、もう一つの収入源を作ることを目的にしています。
④ 理学療法士としての経験を活かした
私には理学療法士として積み重ねてきた経験があります。
患者さんの身体を評価すること。
動作を確認すること。
症状と身体の状態を整理すること。
必要に応じて医師など他職種と連携すること。
これらは、整体の仕事でも活かせる部分があります。
もちろん、病院での理学療法と自費の整体は同じものではありません。
しかし、14年間積み重ねてきた知識や経験を、別の形で人の役に立てられるということは、副業整体を始めて強く感じたメリットの一つです。
この「月5万円」は他の理学療法士にも再現できる?
ここは慎重に考える必要があります。
私は実際に月平均約5万円の利益を作ることができました。
しかし、「理学療法士なら誰でも月5万円稼げる」とは考えていません。
必要な時間、集客力、施術経験、地域、料金設定、本業の勤務状況、家族との生活などによって結果は変わります。
ただし、
という方法なら、大きなリスクを取らずに副業整体を試してみる方法の一つにはなると考えています。
私が考える「月5万円を作るための条件」は、こちらの記事で詳しく解説しています。
▶関連記事:【再現性あり】理学療法士が副業整体で月5万円を達成するための条件5つ
副業整体を始める前に知っておいてほしいこと
副業整体は、誰にでも簡単におすすめできるものではありません。
特に理学療法士の場合、
など、事前に考えることがあります。
私は、「副業を始めれば人生が変わる」という考え方ではありません。
むしろ、「本業を続けながら、自分の技術を別の場所でも活かしてみる」くらいの小さな一歩から始めることが、私には合っていました。
副業整体の確定申告も忘れてはいけない
副業で収入を得る場合、税金についても考える必要があります。
などを整理しておくことが大切です。
私自身も副業整体を始めてから確定申告を行っています。
具体的な手続きについては、こちらの記事にまとめています。
▶関連記事:【副業整体のための確定申告までの流れ】正しく納税するまでのロードマップ
※税務上の取り扱いは個々の状況によって異なるため、具体的な判断が必要な場合は税務署や税理士などの専門家に確認してください。
まとめ|副業整体で月5万円は「大きく稼ぐ」より「小さく続ける」
私が副業整体を始めて最初の1年間で得た結果は、
✅売上:81.6万円
✅経費:20.9万円
✅利益:60.7万円
✅ひと月の利益:約5.1万円
でした。
ただし、最高月15万円、最低月2万円と、月ごとの変動はかなりありました。
そのため、「毎月必ず5万円稼ぐ」というより、「本業と家族を大切にしながら、年間を通して月平均5万円程度の利益を作る」という考え方で取り組んできました。
私にとって副業整体の一番の価値は、単純に収入が増えたことだけではありません。
病院で働いているだけでは感じにくかった、「自分の技術によって相手に喜んでもらい、その結果が直接収入につながる」という経験ができたことです。
一方で、本業の病院勤務にも大きな価値があります。
医師との連携、画像・検査データの確認、さまざまな疾患を経験できる環境など、本業だからこそ得られるものがあります。
だから私は、「本業か副業か」ではなく、「本業と副業をどう活かし合うか」を考えるようになりました。
「自分も副業整体を始めてみたい」と思った方へ
ここまで読んで、「自分も副業整体を始めてみたい」と思った方へ。
このブログでは、

副業整体を知る
↓
収入・費用を知る
↓
自分にもできるか考える
↓
リスクや税金を確認する
↓
実際に開業する
という順番で、副業整体について解説しています。
どの記事から読めばいいのか分からない方は、まずこちらをご覧ください。
▶関連記事: このブログの歩き方|理学療法士が副業整体を始めるための完全ガイド
そして、「実際に副業整体を始める」と決めた方には、私自身が副業整体を始める際に行ったことを、事業計画・場所選び・集客・問診・施術などの具体的なステップに沿ってまとめた、「副業整体ロードマップ」も用意しています。
「副業を始めるべきか迷っている人」と「実際に始めたい人」では、必要な情報が違います。
まずは無料の記事でじっくり情報を集めて、「自分にもできそうだ」と思えた段階で、次のステップへ進んでください。
私は、いきなり独立することをおすすめしているわけではありません。
本業・家族・生活を守りながら、小さく始める。
それが、私が実際に副業整体を経験してたどり着いた、一つの現実的な方法です。


