持ち運びできる整体ベッドの選び方|施術スタイルで変わる選ぶ基準6つを紹介

副業整体を知る

持ち運びできる、折りたたみ式の整体ベッド。

レンタルサロンや訪問施術を中心に副業整体を行う場合、これは必須の道具です。

ただ、「何を基準に選べばいいのか分からない」という声を、私自身もよく聞きますし、開業当初は自分自身がそうでした。

実は、整体ベッドは施術スタイルによって選ぶべき基準が変わります。

動作練習を取り入れたリハビリ寄りの施術なのか、体位変換の少ないマッサージ中心の施術なのか。

この違いを無視してベッドを選んでしまうと、せっかくの施術効果を最大限に引き出せない可能性があります。

この記事では、副業整体を1年半続けてきた経験をもとに、施術ベッドを選ぶ際の6つの基準を解説します。

施術ベッドを選ぶ基準:施術スタイルに合わせる3要素

整体ベッドを選ぶとき、まず見てほしいのが「施術スタイルに合っているかどうか」です。

デザインや価格だけで選んでしまうと、いざ使ってみたときに施術がやりにくく感じることがあります。

特に次の3つは、施術の質に直結するポイントです。

施術スタイルに合わせた3要素
  • ①ベッドの幅
  • ②ベッドの硬さ
  • ③顔マットの有無

①ベッドの幅

整体ベッドの幅は、施術中の動きやすさに直結します。

寝返りや起座など、動作練習を取り入れたリハビリ寄りの施術を行う場合は、患者様の身体を支えたり誘導したりする場面が多いため、70cm以上の広めのベッドがおすすめです。

幅が狭いと、施術者自身の立ち位置や手の入れ方に制限がかかり、無理な姿勢での施術になりがちです。

一方、マッサージ中心の施術であれば、体位変換の頻度も少なく、施術者がベッドに近い位置で作業できるため、60cm程度の狭めのベッドでも十分対応できます。

施術場所の広さに制約がある場合は、狭めのベッドを選ぶという判断も有効です。

②ベッドの硬さ(クッション性)

ベッドの硬さは、施術内容によって求められる特性が大きく異なります。

体位変換や介助動作を伴うリハビリ寄りの施術では、身体を支える際にベッドが沈み込みすぎると、施術者にも患者様にも余計な負担がかかります。

安定した動作練習を行うためには、ある程度硬めのベッドの方が扱いやすいでしょう。

一方、マッサージ中心の施術では、圧をかける手技が多くなるため、適度なクッション性があった方が患者様の身体への負担が少なく、リラクゼーション効果も高まります。

柔らかすぎると力が逃げてしまうこともあるため、クッション性と安定感のバランスを見て選ぶことが大切です。

③顔マットの有無

顔マットは、うつ伏せでの施術を行う機会が多い場合に、その快適さを大きく左右するパーツです。

マッサージ中心の施術では、うつ伏せの姿勢が長く続くことも多いため、顔マットがあることで首や呼吸への負担を軽減でき、患者様の満足度にもつながります。

一方、動作練習を取り入れたリハビリよりの施術では、うつ伏せの姿勢自体をあまり多用しないため、顔マットがなくても大きな支障は出ません。

必須ではないものの、あることで施術の幅が広がるパーツと考えるとよいでしょう。

施術スタイルに応じて、優先順位を調整してみてください。

施術ベッドを選ぶ基準:使いやすさを左右する3要素

施術スタイルに合っていても、使い勝手が悪ければ日々の準備が負担になります。

副業整体は、限られた時間の中で会場入りから撤収までを行うことがほとんどです。

だからこそ、次の3つも忘れずにチェックしておきましょう。

使いやすさを左右する3要素
  • ④持ち運びやすさ(15㎏以下)
  • ⑤高さの調整機能
  • ⑥メーカー保証

④持ち運びやすさ(15㎏以下)

副業整体では、レンタルサロンや訪問先へ毎回ベッドを運ぶ必要があります。

そのため、ベッドの重さは日々の負担に直結する、非常に重要なポイントです。

軽ければ軽いほど、車への積み下ろしや会場までの移動、設営・撤収にかかる時間や体力の負担が減ります。

特に、施術と施術の合間に移動が発生する場合や、階段のある会場に伺う場合は、重量が大きな差になって表れます。

耐久性を重視して重いベッドを選んでしまうと、長期的に見て継続の負担になることもあるため、軽さと耐久性のバランスを意識して選ぶことをおすすめします。

⑤高さ調整機能

高さ調整機能は、必須ではないものの、あると施術の質と施術者自身の身体への負担軽減の両方につながる機能です。

施術者の身長や、施術内容(立って行うか座って行うか)によって、最適なベッドの高さは異なります。

高さが合っていないベッドで施術を続けると、施術者自身の腰や肩に負担がかかり、長期的に見て身体を壊す原因にもなりかねません。

可能であれば、ワンタッチ式や段階調節式など、簡単に高さを変えられるベッドを選ぶと、施術内容に応じて柔軟に対応できます。

長く働き続けるためにも、見落とさずに確認しておきたいポイントです。

⑥メーカー保証

整体ベッドは決して安い買い物ではないため、購入後の保証があるかどうかも確認しておきたいポイントです。

特に、届いた時点での初期不良や、使用中の破損など、思わぬトラブルは起こり得ます。

メーカー保証があれば、こうした場合にも修理や交換などの対応をスムーズに受けられるため、安心して長く使い続けることができます。

保証がない場合、トラブルが起きた際に自己負担で対応せざるを得なくなることもあります。

副業整体は日々の営業に直結する道具でもあるため、保証の有無は購入前に必ずチェックしておきましょう。

【重要】あなたの施術スタイルに合わせた整体ベッド選び

ここまでの6つの基準を踏まえたうえで、最後に確認してほしいのが「自分の施術スタイルはどちらに近いか」です。

副業整体師の施術スタイルは、大きく分けて次の2つに分類できます。

リハビリ寄りの施術スタイル

寝返りや起座など、動作練習も取り入れた施術です。

理学療法士としての専門性を活かしやすいスタイルでもあります。

ベッドの幅:広い(70cm以上)

ベッドの硬さ:硬め

耐久性:高い

顔マット:なし

リハビリ寄りの施術スタイルにおすすめのベッド

リハビリ寄りの施術スタイルにおすすめのベッドは『高田ベッド ニール TB-1499』です。

ベッド幅70㎝
クッションの厚み6㎝
強度1つのアイコンに対して100㎏
重量11㎏(アルミ製)
ベッドの高さ51~65㎝
保証3年間

国産レザー・超軽量・折りたたみ式のアルミ製ポータブルベッドです。軽量化と待望のワイドサイズを実現したアルミニウム仕様で、シート(天板)の四隅コーナーには、やさしい印象を演出する「かどまる加工」が採用されています。高さ調節はワンタッチで行えるプッシュ式の6段階調節機能付きなので、施術の合間でも扱いやすいのが特長です。素材には、通常受注生産品の国産マッサージベッドと同様の国産高品質レザーを使用しており、耐久性にも優れています。動作練習を取り入れるリハビリよりの施術スタイルでは、ベッドの安定感がそのまま施術のやりやすさにつながりますので、ここは妥協したくないポイントです。

マッサージ中心の施術スタイル

体位変換が少なく、マッサージを中心とした施術です。

ベッドの幅:狭い(60cm程度)

クッション性:高い

デザイン性:高い

顔マット:あり

マッサージ中心の施術スタイルにおすすめのベッド

マッサージ中心の施術スタイルにおすすめのベッドは『高田ベッド製作所 カルロス60』です。

ベッドの幅60㎝
クッションの厚み6㎝
強度1つのアイコンに対して100㎏
重量15㎏(木製)
ベッドの高さ45~65㎝
保証3年間

木製ポータブルベッド/幅60×長さ183×高さ45〜65cm(高さ調節機能付き)。省スペースと実用性を両立した、幅600mmを標準設定した木製ポータブルベッドです。座面には60mmの高反発・高密度ウレタンを採用しており、マッサージ中心の施術でも快適な座り心地を保てます。差込式のフェイスマットが付属しているため、うつ伏せでの施術もスムーズです。高さ調節は、安全性と強度を優先したダブルノブネジ式の7段階調節機能付きなので、施術者の身長や施術内容に合わせて細かく調整できます。

まとめ:副業整体師におすすめのベッドは

持ち運びできる整体ベッドを選ぶ基準6選
  • ①ベッドの幅
  • ②ベッドの硬さ
  • ③顔マットの有無
  • ④持ち運びやすさ(15㎏以下)
  • ⑤高さの調整機能
  • ⑥メーカー保証

副業整体では毎回ベッドを持ち運ぶため、15kgを超えると負担になります。

耐久性を優先してスチール製を選ぶと、組み立てに時間がかかり重量もネックです。

準備と持ち運びの負担を考えると、木製かアルミ製がおすすめです。

また、整体ベッドは高額なため、初期不良や破損時に対応してもらえるメーカー保証の有無も重要なポイントです。

私自身は、質・デザイン・耐久性・保証面のどれをとっても「高田ベッドに勝るものなし」だと思っています。